イモムシ・・・その後

3歳の息子が飼っているイモムシの話。4.5センチに育った黄色いイモムシくんは、最後の追い込みの食い気を発揮してから、うろうろと「ぶら下がる」場所を探し始めた。
ビンの中に割り箸を入れてあげたのだけど、そこにはぶら下がらず、ビンの入り口付近にさかさまにぶら下がった。お尻をしっかりと付着させてぶら~んとさかさまになるんですよ~。それからゆっくりゆっくりと身体全体が縮んでいくんです。

ある晩は、もしかしてその変容を見れるかも!と思って2時間くらい寝ずに見張っていたのですがかなり長い時間をかけるみたいで、ちっとも変容してくれないのでとうとう寝てしまい、翌朝もまだイモムシのまま頭をちょっともたげて、Jの形ででぶら下がってました。

でも、もう1匹はちょっと見なかった20分間くらいの間にきれいなヒスイ色のさなぎに変身したんですよ。成長(変容)にも個人差があるみたいですね~。

ヒスイ色のさなぎは上の方にちいさな金色の点々模様が直線に入り、まるで宝石のオブジェみたいにきれいなんです。本当に上品なさなぎです。うまく写真が取れなかったのが残念・・・。
さなぎから1週間たった朝、なんとしわくちゃの羽をした蝶が透明の抜け殻にしがみついていた!しばらく羽を乾かしてから、飛んでいくのだろうと思い、ラナイのテーブルの上に出してから外出した。
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2時間後家に帰ってくるとまだビンの中にいてきれいに伸びた羽をぱたぱたと動かしていた。黒の縁取りのあるオレンジ色のきれいな蝶々。私を待ってたかのように、私が最後に写真を撮るとビンをよじ登り飛び立っていった。ばいば~い!

飛び立つ前の蝶
飛び立つ前の蝶

3歳の息子はもう途中、イモムシなどどうでもよくなってたみたいだけど、最後に蝶々になったところを見て、Kalihiのクラスの先生に報告していた。

もうこれでイモムシは飼わなくていいよね~。次は何を持って帰ってくるのかちょっと怖いわ~。